昨日、うちに届いたお客様の名刺をお渡ししてきました。

うちでは初めての、コットン濃色（ミッドナイトブルー）を使用した名刺です。やはり紙が上質で印刷がキレイだとそれだけでカッコいい。

濃色の紙を使用した名刺はずっとトライしてみたい気持ちが強く、もしかしたらもう２年くらいウズウズしてた気がします。

しかし自分がやりたいからってお客様に押し付けたりするわけにもいかず、今回はロゴがシルバーのデザインになったため

名刺・封筒デザインの案の中にミッドナイトブルーのものも混ぜて提案しました。（お選び下さってホントに嬉しい。）

正直、こっちが主導権を握って「これが一番いいと思うので、やっときますね！」的な感じでクライアントを誘導するテも一つだとは思うのですが、

上質なタイプの名刺や封筒はやはりコストも少しかかるので、出来るだけちゃんとお客さんに説明して、選択肢の一つとして提示するようにしています。

今回はなるべく高額にならないよう、シルバーですがいわゆる箔ではなく特色の銀（光沢の無い銀）を片面一色刷りにする事でクォリティに対しては

安価に抑えました。紙のしっかりとした厚みと美しさ、これは実物を見た時に感激でした。カッコいい。

本当は封筒も同じ紙と印刷で揃えたかったのですが、この紙だとお客様が希望していたサイズの封筒が無かったため実現せず…

結局封筒は白に銀印刷になったのが少し心残りです。（とは言え紙はコットンなので、充分上質なものが出来上がりましたが）

今後もお客様には値段や仕上がり、デザインなど様々な条件の中で選択肢を比較頂いた上で、お互い「いいもの出来ましたね！」と喜べるようなものを

提案して行きたいです。丁寧に一つ一つ取り組んでいけば、またいつか今回のようにチャレンジ出来る機会も来るはず。

 

ひっさびさにジムに行ってきました。

ありがちですが、入会してしばらくは頑張って通ってたものの、あるとき急に行かなくなりそれっきりでした。お金だけ毎月払っている、

とんでもない無駄遣いです。

体を鍛える事に対して目標があるわけでもないのと仕事で忙殺されると言う言い訳のもと、こう言ったことはどうしても後回しになり放置になってしまいます。

どうやら、デキる人は忙しいながらも敢えて「トレーナーが毎週決まった時間にみてくれるコース」みたいなのを選択する事で、

何だろうが行かざるを得ないと言う状況を作って通っているそうです。うーむ、やはり僕は意志の弱さも含めゴミらしい。

先日お客さんとたまたまジムの話しになったのですが、最近は個人的にトレーナーと契約してトレーニングに取り組む人が多いようです。

モチロン普通にジムに入会するだけよりもかなり高額なのですがライ○ップよりは安いらしく、かなりの人がやっていて

パーソナルトレーナーの人達もかなり設けてるそうな。凄い。世の中何が仕事として成り立つか、読めない。

少し前から思ってた事ですが、何でもとにかく少しでも安くしたい、というニーズから、多少お金払ってでも良い物が欲しい、

美味しい物が食べたい、安全な物が欲しい、価値のあるモノを手にしたい、体感したい、というニーズが増えているように思います。

そう言うことを考えると、やはり自分のデザイナーとしての方向性の一つとしても、安くしてとにかく依頼を増やしまくる、と言うよりも

「この値段を払ってでもあなたにお願いしたい」と言う人達と知り合って行くことが大事だなと改めて思いました。つまり

「この値段を払う価値がある」と思わせるように自分の価値を高めていき発信すべし、と言うことですね多分。

肉体のブラッシュアップ（はそれほど大切でもないですが）もやりつつ、自分自身のデザイナーとしてのブラッシュアップをより突き詰めて行かねば。

ちなみにイラストのマッチョマンは私の妄想の中の肉体美で、実物はただのひょろいオッサンです。