既に先週末ですが、東京へ出張でした。所属している協会の総会&表彰式&パーティ&二次会です。
昨年は総会のみの出席でしたが、今回は全てがっつりと出席。楽しい時間でした。
こう言った会に出ることで、大先輩方を始めたくさんの同業者さん達と知り合いお話できるのが醍醐味だと思います。
普段デザインの話しなんてなかなかする相手もいないですし、二次会どころかその後もずーっと喋ってました。
とは言えまだまだお話できなかった人もたくさんいらっしゃって、また次回は頑張って話しかけたいです。基本的にビビりで人見知りなので、かなり勇気がいるのですが… その会では皆さん大変優しくて、あまり知り合いがいなくてポツーンとなっていた僕にも明るく話しかけて下さいました。
さて、年鑑への応募、それへの入賞者への表彰などもありそういった事も他のデザイナーさん達と話していたのですが、
ともすれば○○賞みたいなので受賞する事がデザインの目的になってしまう場合があります。それは本末転倒な気もして、結果として
受賞するのは良いと思うんだけどデザインの制作の時点で審査員や例年の流れ、好みを意識して作るのはどうかと思ってました。
そんな事もあり、賞だの何だのって意味があるんだろうか価値があるんだろうかとわからない状態でしたが、
「自分のデザイナーとしての実力、センスを確認するためにトライするものでもある」
というお話を聞く事ができ、なるほどなと思いました。
受賞したりデザイナー受けするデザインが必ずしも大衆的にも受け入れられるわけではなかったりしますが、デザイン界に長く関わり
美術的な観点やセンスのある人達に審査・評価される事で、自分のレベルも分かるということです。
日々の案件の中では自分の好みだけで作ることなどほとんどなく、クライアントの好みや意向を意識したデザインを作成しています。
ただ、デザイナーとしての基礎力や実力がある上でクライアントの意向を反映させて行くのと、実力が足りず必死になってやっとそれを作るのでは
クォリティにも差があるのではないでしょうか。
そう思うと、例え同業者内だけであったとしても一定の評価を得られること自体は自分に対して自信をもっても良いんじゃないかと思えました。
それにしてもしかし、他のデザイナーさん達のデザインを見るとそのアイデアやクォリティ(完成度)に圧倒されるばかりです。
まだまだ精進あるのみ。