大阪府和泉市のロゴデザイン事務所のブログです。会社ロゴ、ショップロゴ、商品ロゴ等各種ロゴマークを制作しております。

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家から車で15分程の所にあるカレー屋さんのロゴです。

このカレーのイラストが何とも言えないですね。赤地に黄色のデザインもシャレてます。

車道を走っているとイキナリ赤と黄色の看板が出てくるので、結構目立ちます。

周りは配送所とか会社とか工場とかが多い場所なのでグレーな感じの色調が多く、この看板はなかなかの違和感&主張っぷりです。

お店の外観を撮るのを忘れておったのですが、落ち着いた感じの渋めの喫茶店っぽい店舗と

このレトロハイカラな看板が何とも妙味のある雰囲気を醸し出してます。看板は明るいんだけどお店は渋いみたいな。

文字の両脇にあるスプーンのシルエットをもうちょっと何とかしたい気もしますが、

店舗名の書体がレトロ感があっていいですね。割と好きです。

PCやデザインソフトの発達や普及によって綺麗な文字は誰もが常に見かけるようになりましたが、

それが故にこの画像ロゴのようなレトロ感・アナログ感のある文字はどこか惹かれるものがありますね。

(最近とこれからのデザインの主流も、デジタルアナログみたいな感じのようです。確かに最近、書籍や展示、賞等で見かける

先端のデザインはアナログ感がありながらめっちゃ先進的、洗練されてる…というようなデザインが多い気がします)

これからの時代、PCでありものの素材やフォントを組み合わせるしか能のないデザイナーはついて行けないのかも知れません。

必ずしもデッサンが卓越してなくても良いかも知れませんが、そう言った基礎力を磨いたり、

たくさんのデザインを見て眼力を養ったり、整ってないようで整っている妙味のあるバランスを作れたり、

めっちゃ美しく整えられたものも作れたり、PCの機能のみに頼らない自力・地力のようなものがこれまで以上に必要となりそうです。

(ソフトもこれまで以上に性能があがっていき何でも出来るようになっていくでしょうけど)

 

さて、このカレー屋さんは他にも看板があります↓

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いいですねえこのダイナミックさと弱アナログな感じの文字。「ズ」の濁点が嫌いですが、下部の足みたいになってるハネ方とか好きです。

これ実はフォントなのかな?メニューにあるカレーの種類の名前なんですけど、このカレーはとっても美味しい。

刺激的な辛さとか深みのあるコクとかそういう通好みな感じではないと思うんですが、食べ物として個人的に好きです。

(肝心のカレーも写真撮るの忘れた…)

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ちなみに、↑の看板もあります。カレー屋なのか?喫茶店なのか?カレーも置いてる喫茶店なのか?コーヒーも飲めるカレー屋なのか?

何でこの看板だけ渋いの?とか謎が深まりますがとにかくこの文字も個人的に好みです(ひらがなを少し小さくしたいですが…笑)。

いかにもですが、落ち着いた優しい感じの男性が経営しているお店です。なんとなくその無骨な感じが出ているような気がします。多分。

なんかこの文字のカッコ付け過ぎない感じというか、飾らない感じというか、こういう仕事もいいなぁ…